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アセスメント

アセスメントは、ヒアリングで聞き取った事実から結果 (見積金額や適合度) を算出し、まだ答えの出ていない設問のうちどれを聞くと結果が一番動くかを示す機能です。

上から順に読み上げないヒアリングのために作られています。次に聞くべきことはそれまでに分かったことで変わるので、設問は固定の一覧ではありません。

  • 1 問目から答えが出ます。 未確定が残っているあいだ結果は幅で表され、事実が埋まるにつれて狭まります。
  • 「不明」も答えのひとつです。 その設問は二度と聞かれず、確認事項として残ります。
  • 設問の順番は自動で決まります。 次に出るのは、答えると結果の幅が一番縮む設問です。それまでの回答で関係なくなった設問は消えます。
  • 自社のノウハウは外に出ません。 何がどれだけ結果に効くか、賃率はいくらか、といった知識はカタログの中にあり、外部連携の API を含めて Minion の外へは出ません。

アセスメントは experimental で、既定では無効です。サイドバーに出ていない場合はお問い合わせください。

用語説明
カタログひとつの種類の判断を表す、使い回せるモデル。事実・寄与項目・出力の軸と、必要なら判定を持ちます。アセスメント → カタログ管理 にあります
事実聞き取る内容。はい / いいえ、数値、選択のいずれか
寄与項目結果に何がどれだけ入るか、いつ入るか。「多言語対応が必要なら、多言語ルーティングに 16 時間」のようなもの。自社のノウハウなので Minion の外へは出ません
出力の軸カタログが出す答え。初期費用、月額、適合度など。通貨または数値で表示します
判定任意。軸の値から合格 / 要検討 / 不合格を出します。スクリーニングなどで使います
アセスメント1 件の案件。ここまでの回答と、そこから出る結果

いちばん早い始め方は サンプルを追加 です。完成したカタログ (ロゴ制作の見積、Web サイト制作の見積、案件の受注判断、採用スクリーニング) がワークスペースに複製されるので、中身を読んでから自分用に直してください。

カタログは下書きとして編集し、公開してはじめて効きます。使われるのは公開済みの版だけで、Minion の中のアセスメントでも外部連携でも同じです。

白紙から作成すると、名前と一緒に識別子 (web-production のような名札) を聞かれます。 英語の名前なら自動で埋まり、日本語の名前からは作れないので自分で決めることになります。ここは少し考える価値があります。識別子はカタログを作った後は変えられません — 外部連携が「話している相手が想定どおりのカタログか」を確かめるために焼き付ける値なので、動かせるようにすると名前を直しただけで誤警報になるためです。後から見るときは 連携 の画面か、カタログ一覧の名前の下にあります。サンプルは識別子を持って複製されます。

自社サイトでヒアリングを回す

Section titled “自社サイトでヒアリングを回す”

カタログは Minion の外から使えます。Web サイトの見積フォーム、チャットボット、自社の業務システムなどです。訪問者はそこで設問に答え、ヒアリングは 1 件ずつアセスメントの一覧に入り、担当者が確認します。

外部連携から見えるもの・見えないもの

Section titled “外部連携から見えるもの・見えないもの”
Minion の外に出るもの外に出ないもの
設問: 名称・説明・種類・単位・選択肢・話題寄与項目と、それぞれがどれだけ効くか
提示する結果: 軸ごとの幅寄与項目がいつ含まれるかの条件
判定のラベルと水準賃率・販管費率・目標粗利率
まだ確定していない事実内訳と、価格に換算する前の工数

ひとつ注意があります。キーを持っている人はカタログの設問をすべて読めます。 設問だけでも「何に値段を付けているか」は分かります。キーは制作したサイトのサーバーに置き、ブラウザには決して渡さないでください。

  1. カタログを公開します。一度も公開していないカタログにはキーを発行できません。
  2. カタログを開き、連携 に切り替えます。
  3. 外部連携キー で、使う場所がわかる名前 (「コーポレートサイトの見積フォーム」など) を付けて キーを発行 を押します。
  4. その場でキーを控えてください。 キーが表示されるのはこのときだけで、Minion にはハッシュしか残りません。

「代表値が未設定の数値の事実があります」という警告が出ても、キーはそのまま使えます。ただし設問の順番の精度が落ちるので、該当する事実に 代表値 を設定して公開し直してください。

キーの振る舞い:

  • 有効なキーが 1 本でもあるカタログは、外部から使えます。すべて失効させれば閉じます。 別の公開スイッチはありません。
  • キーは使う場所ごとに発行してください。 キーが届くのは自分が始めたヒアリングだけなので、Web サイトとチャットボットが互いのヒアリングを見ることはありません。Minion の画面で作ったアセスメントにも、どのキーからも届きません。
  • キーを失効させると、その連携はすぐに止まります。 そのキーで始まったヒアリングは一覧に残ります。
  • カタログを削除すると、キーも削除されます。 確認ダイアログに有効なキーの本数が出ます。
  • ワークスペースでアセスメントを無効にすると、すべてのキーが止まります。

カタログの判定が存在しない実装を指している間は、キーを発行できません。カタログの編集画面にその旨が表示されます。

入ってきたヒアリングを確認する

Section titled “入ってきたヒアリングを確認する”

キーから始まったヒアリングは、一覧の中では通常のアセスメントと同じで、外部 の印が付きます。カタログ・出所 (画面から作成 / 外部連携から)・状態で絞り込めます。回答が 1 件も無いアセスメント (多くは 1 問目で離脱した訪問者) は既定で隠れており、未回答も表示 で出せます。

状態意味次に動くのは
進行中記入中訪問者、または記入している人
確認待ちサイトがヒアリングを終えた担当者: 内容を確かめて確定する
確定人が確かめ、結果を凍結した
  • サイトがヒアリングを終えると通知が届きます (回答が 1 件以上ある場合)。ワークスペースの全メンバーにアプリ内で届きます。メールは既定で無効で、通知設定で有効にできます。
  • 確定するのは常に人です。 外部連携からは確定できません。確定すると、サイトはそのヒアリングを読むことはできますが、変更も削除もできなくなります。
  • サイトが終えたヒアリングの確定を解除すると、進行中ではなく 確認待ち に戻ります。人の確認がまだ必要だからです。
  • 確認待ちのアセスメントも中身は他と同じです。開いて回答を直し、訪問者が分からなかった点を埋めてから確定してください。

ヒアリング中にカタログを変更する

Section titled “ヒアリング中にカタログを変更する”

確定するまで、アセスメントはカタログの公開済みの版に追従します。変更を公開すると、進行中のヒアリングは次のリクエストからそれを反映します。追加した事実は聞かれるようになり、削除した事実は聞かれなくなり、すでに答えた内容はそのまま残ります。確定したアセスメントは確定時の版を使い続けます (API から読んだ場合も同じです)。未公開の下書きは何にも影響しません。

訪問者がすでに選んだ選択肢を削除しても、その回答はそのまま残ります。

回答は、はい / いいえ・数値・選択だけで、自由記述の回答はありません。外部連携が保存できるテキストは、ヒアリングを始めるときに付けるタイトルだけです。

サイトで氏名やメールアドレスも集める場合は、サイト側で保管してください。突き合わせたいときは、タイトルに会社名など見分けのつくものを入れられます。ワークスペースに保存されることを前提にしてください。

ヒアリングを消したいときは、外部連携から自分が始めたヒアリングを削除できます (確定済みを除く)。一覧からは、ワークスペースの誰でも削除できます。

  • カタログの文面は 1 言語です (書いた言語のまま)。複数言語のサイトでは、言語ごとにカタログを作り、それぞれにキーを発行してください。
  • API はサーバーから呼ぶものです。 CORS ヘッダを返さないのでブラウザから直接は呼べず、キーをブラウザに渡してはいけません。
  • レート制限 (1 分あたり): キーごとに 300 リクエスト、キーごとに新しいヒアリング 60 件、1 件のヒアリングへの変更 20 回。